Concept2 SkiErgレビュー|立ち漕ぎ全身運動の実力【2026年版】

Concept2 SkiErg/PM5(¥238,700)を実測レビュー。エアー抵抗式とPM5モニター、ローイングマシンとの運動特性の違い、収納・設置の注意点まで詳しく確認します。

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「ローイングマシンとは違うConcept2の製品があると聞いたけれど、SkiErgは何が違うのか分からない」——そんな疑問に応えるのが、クロスカントリースキーのポール動作を再現したConcept2のSkiErg/PM5です。1982年以降ボート競技者に選ばれてきたConcept2のエアー抵抗式技術を応用しながら、運動特性はローイングマシンとは大きく異なります。この記事では基本情報から運動特性の違い、設置・収納、マンションで使う際の注意点まで、購入前に確認しておきたいポイントを整理します。

コンセプト2 スキーエルゴ/PM5(スタンド付き)

コンセプト2 スキーエルゴ/PM5(スタンド付き)

1982年以降ボート競技者に選ばれてきたConcept2製エルゴメーターの技術を応用したスキーエルゴ。全身の有酸素運動とPM5計測の両立を狙う上級者向けモデル。

  • 抵抗方式はConcept2独自のエアー抵抗式でこぎ心地を細かく調整できる
  • モニターは最新PM5搭載でUSBフラッシュドライブにデータを保存できる
  • 専用スタンド付きで使用後は壁面に立てて収納でき設置スペースを抑えられる
  • Garminチェストベルト対応で心拍計測を併用したトレーニングが可能

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¥238,700

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Concept2 SkiErgの基本情報

Concept2 SkiErg/PM5は、屋内トレーニング機器の専業ブランドとして世界的に知られるConcept2が展開する、クロスカントリースキーのポール動作を再現したエルゴメーターです。1982年以降ボート競技者に選ばれてきたRowErgと同じエアー抵抗式フライホイール、同じPM5モニターを搭載しますが、動作そのものは立った姿勢で2本のハンドルを上から下へ引き下げる「立ち漕ぎ」型で、座って脚を使うローイングマシンとは根本的に異なります。

もともとはノルディックスキーの選手がオフシーズンにポールワークを維持するために開発された経緯を持ち、上半身の持久力・パワーを鍛えるトレーニング機器として、競技者だけでなくフィットネス目的の個人ユーザーにも普及しています。ジムのファンクショナルトレーニングエリアに設置されているのを見かけたことがある人も多いのではないでしょうか。

コンセプト2 スキーエルゴ/PM5(スタンド付き)

コンセプト2 スキーエルゴ/PM5(スタンド付き)

1982年以降ボート競技者に選ばれてきたConcept2製エルゴメーターの技術を応用したスキーエルゴ。全身の有酸素運動とPM5計測の両立を狙う上級者向けモデル。

  • 抵抗方式はConcept2独自のエアー抵抗式でこぎ心地を細かく調整できる
  • モニターは最新PM5搭載でUSBフラッシュドライブにデータを保存できる
  • 専用スタンド付きで使用後は壁面に立てて収納でき設置スペースを抑えられる
  • Garminチェストベルト対応で心拍計測を併用したトレーニングが可能

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ローイングマシンとは運動特性が異なる

SkiErgとRowErg(ローイングマシン)はどちらもConcept2製でエアー抵抗式フライホイール・PM5モニターという共通点を持つため、混同されやすい製品です。しかし運動としての特性は明確に異なります。

項目
SkiErgおすすめ
RowErg(ローイングマシン)
姿勢立位座位(シートがレール上を往復)
主動作両腕を上から下に引き下げる脚で床を押し出し体を後方に引く
下半身の関与補助的(軽く膝を曲げる程度)主体的(キャッチ動作の起点)
設置時の専有面積縦置き収納で床面積を抑えやすいレール展開時に奥行き約244cmが必要
情報:

SkiErgは上半身(腕・肩・広背筋・体幹)を中心に負荷がかかる全身運動で、下半身の関与はRowErgより小さくなります。「どちらが優れているか」ではなく、鍛えたい部位や設置スペースの制約に応じて選ぶマシンです。個々の効果には個人差があり、特定の部位が引き締まる・体重が減るといった効果を断定するものではありません。

RowErgとの違いをもう少し具体的に見ると、RowErgは「キャッチ(脚を曲げてシートを前方に滑らせる)→ドライブ(脚で床を押し出す)→フィニッシュ(背中を反らしハンドルを引き寄せる)」という一連の動作で、動作の起点が脚にあります。一方SkiErgは、肩の高さに構えたハンドルを体幹の力を使って腰の高さまで引き下ろす動作の繰り返しで、脚は軽く曲げる程度の補助的な関与にとどまります。どちらも有酸素運動としての消費カロリーは期待できますが、主に使う筋群が異なるため、単純な優劣ではなく目的に応じた選択が重要です。

Concept2

Concept2 SkiErgの詳細をチェック

上半身中心の全身運動を自宅で。専用スタンド付きで収納性にも配慮したモデルです。

※価格・在庫状況は変動します。購入前にご確認ください。


エアー抵抗式フライホイールとPM5モニター

抵抗方式はConcept2独自のエアー抵抗式です。ハンドルを引く力が強いほどフライホイールの回転抵抗が増すため、力を込めるほど負荷が高まる仕組みになっています。負荷段階を固定するダイヤル式とは異なり、引く強さに応じて自然に抵抗が変化する点が特徴です。

モニターは最新のPM5を搭載し、1分間あたりのストローク数、消費カロリー、経過時間、500mあたりのペースなどをリアルタイムに表示します。USBフラッシュドライブへのデータ保存に対応しており、トレーニング履歴を蓄積して振り返ることができます。Bluetooth・ANT+接続にも対応し、対応アプリと連携できます。

総合評価

4.7/5
4.7
負荷の再現性
4.5
モニター機能
4.8
収納性
4.5
コストパフォーマンス
3.8

Concept2 SkiErgの評価

メリット

  • 上半身中心の全身運動で、脚に負担をかけにくい動作特性
  • 専用スタンド付きで使用後は壁面に立てて収納でき、床の専有面積を抑えられる
  • PM5モニターでストローク数・ペースなどを数値管理しながらトレーニングできる
  • Garminチェストベルト対応で心拍計測を併用したトレーニングが可能

デメリット

  • 実勢価格が高価格帯で、初期投資の負担が大きい
  • 正しいフォーム(体幹を使った引き下げ)を意識しないと腕だけの運動になりやすい
  • 使用時は天井高を含めた縦方向のスペース確認が必要

動作音と設置・収納のポイント

SkiErgの主な音源は、フライホイールが風を切る音と、ハンドルを引く際のワイヤーが滑車を通る音です。無音ではなく、引く強度が上がるほど風切り音は大きくなります。これらは実機での参考値であり、床材や壁の構造、建物の遮音性能によって伝わり方は住戸ごとに異なるため、時間帯への配慮と管理規約の確認を前提にしてください。

注意:

床への衝撃という点では、SkiErgは着地を伴わない立位での引き下げ動作のため、トレッドミルのような走行時の衝撃はありません。ただし本体重量に加えて力を込めて引く動作の反力が床にかかるため、防振・防音対策をまったく考えなくてよいわけではありません。集合住宅では下記の防振マットとの併用を検討してください。

PROIRON エアロバイク マット 防音マット 床 トレーニング ランニングマシン バイクマット 120×60×0.5cm

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エアロバイクやランニングマシン向けのPROIRON製防音マット。サイズ120×60×0.5cmで両面防滑加工により安定感が高く、収納時は丸めてコンパクトにまとめられる。

  • 厚さ0.5cmのマットが器具の振動を吸収し床と機器の寿命を延ばす
  • サイズ120×60cmでエアロバイクやランニングマシンの下にちょうど良い
  • 両面防滑テクスチャで安定感が高く、トレーニング中のズレをしっかり防止
  • 使わない時は丸めて収納でき、省スペースで持ち運びも簡単にできて便利

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集合住宅向け

防振マットもあわせてチェック

フライホイールの振動を吸収し、床と機器の両方を保護する防振マットです。

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設置には、本体の高さ約236cmに加えて腕を振り下ろすための前方スペースが必要です。専用スタンド付きで、使用後は壁に立てかけるように収納できるため、床面の専有面積はローイングマシン(レール展開時に奥行き約244cm)より小さく抑えられます。ただし縦方向の天井高は事前に採寸しておく必要があります。

有酸素マシンのカテゴリ選択ガイドマンションでの有酸素マシン選び方ガイドでも、設置スペース・騒音への配慮を種目別に整理しています。


こんな人におすすめ

  • 上半身(腕・肩・広背筋・体幹)を中心に鍛えたい人
  • ローイングマシンとの違いを理解したうえで、床面積を抑えて縦収納したい人
  • PM5モニターでストローク数やペースを数値管理しながらトレーニングしたい人
  • クロスカントリースキーの練習・補強として自宅で動作を再現したい人

逆に、脚をしっかり使った全身運動やレース形式のトレーニングを重視したい場合は、座位で脚の押し出しを主動作とするRowErgのほうが向いています。両方を併用し、上半身の日と下半身重視の日でメニューを分けるトレーニーも見られます。

Concept2 RowErgとの違いをより詳しく比較したい場合は、Concept2 RowErgレビューも参考にしてください。同じConcept2・同じPM5エコシステムでも、狙う運動効果によって選び方が変わります。


購入前の注意点

  • 実勢価格は高価格帯のため、使用頻度と予算のバランスを事前に検討してください
  • フライホイールの風切り音とワイヤー音は発生し、無音ではありません。参考値であり住戸の構造により結果は異なるため、集合住宅では時間帯や管理規約を事前に確認してください
  • 「腕が引き締まる」「体重が減る」といった効果は個人差があり、本記事はそれを断定するものではありません。運動特性としての事実(立位・上半身中心・全身運動)に基づいて選択の参考にしてください
  • 持病がある方や医師から運動制限の指示を受けている方は、開始前に医師に相談してください
Concept2

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まとめ

Concept2 SkiErg/PM5は、同ブランドのRowErgと共通のエアー抵抗式フライホイール・PM5モニターを備えながら、立位で上半身を中心に使う点でローイングマシンとは異なる運動特性を持つマシンです。専用スタンドによる縦収納で床の専有面積を抑えやすい一方、実勢価格は高価格帯にあり、正しいフォームを意識した継続利用が前提になります。RowErgと迷っている場合は、鍛えたい部位と設置スペースの制約を基準に選ぶとよいでしょう。