Concept2 RowErgレビュー|騒音・設置の弱点も検証【2026年版】
Concept2 RowErg Model E(¥340,234)は買うべきか。エアー抵抗式とPM5モニターで負荷を数値管理できる競技向きの強みがある一方、風切り音・レール往復音と展開時全長約244cmの設置スペースが弱点です。マンションで使う際の注意点まで確認します。
目次
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高価なConcept2と価格の安い他機種で、迷っていませんか?ローイングマシンを本格的に選ぶと、必ず候補に挙がるのがConcept2のRowErg Model Eです。屋内ボート漕ぎトレーニングの世界標準ブランドの製品です。エアー抵抗式フライホイールとPM5モニターという組み合わせが特徴で、ボート競技の強豪校やジムのトレーニングルームで長年採用されてきた実績を持ちます。この記事では、基本情報からエアー式特有の動作音、マンションで使う際の注意点まで、購入前に確認しておきたいポイントを整理します。競技志向で負荷の再現性とPM5での数値管理を重視する人には有力な候補です。一方で、静音性と省スペースを最優先する人には向きません(総合評価4.6/5)。
Concept2 RowErg Model Eの基本情報

Concept2 RowErg Model E 屋内ローイングマシン 背の高い脚付き PM5モニター搭載
世界のジムで採用されるConcept2のエアー抵抗式ローイングマシン。背の高い脚付き設計とPM5モニター、堅牢な構造で本格的なトレーニングに対応するプロ仕様モデル。
- エアー抵抗式フライホイールで漕ぐ強さに応じ自然な負荷変化を体感できる
- 耐荷重500ポンド(約227kg)の堅牢設計で本格トレーニングに対応
- PM5モニター搭載でBluetooth・ANT+接続によるデータ管理が可能
- 本体を2分割でき収納が簡単、キャスター付きで移動もスムーズに行える
Amazon価格
¥340,234
Concept2 RowErg Model Eは、ローイングマシン専業ブランドとして世界的に知られるConcept2が展開する屋内ボート漕ぎトレーニングマシンです。Amazonでの実勢価格は¥340,234()で、ローイングマシンとしては高価格帯に位置しますが、ボート競技団体・大学の運動部・フィットネスジムなど競技志向の現場で長く選ばれてきたブランドという背景があります。Model Eは背の高い脚付き設計で、床に座り込むタイプよりも立ち座りの動作がしやすいのが特徴です。
Concept2は1976年の創業以来、屋内用ローイングマシン一筋で製品を作り続けてきたメーカーです。ボート競技の公式トレーニング機材として採用されている実績があり、他の家庭用ローイングマシンと比べるときに「本場ブランド」と呼ばれる理由になっています。日本国内でも、大学のボート部やクロスフィットジムなどの競技志向の施設で導入されているケースが見られます。
Concept2 RowErgのエアー抵抗式フライホイールの仕組み
RowErg Model Eの抵抗方式はエアー式です。フライホイールに風車状の羽根が付いており、ハンドルを引く力が強いほどフライホイールの回転が速くなり、風の抵抗も強くなる仕組みです。漕ぐ力に応じて抵抗が自動的に変化するため、負荷ダイヤル(ダンパー)で風の取り込み量を調整しつつ、実際の漕ぐ強さで体感抵抗をコントロールする形になります。
この方式は、実際にボートを漕いだときの「引き始めは軽く、引ききる直前に抵抗が乗る」という感覚に近いとされ、競技用トレーニングとの親和性が高い点が磁気式・水圧式との大きな違いです。一方で、フライホイールが空気を切る音が発生するため、静音性を最優先するなら他方式の検討も選択肢になります。
抵抗方式による違いを整理すると、以下のようになります。負荷の再現性を重視するか、静音性を重視するかで選ぶ方式が変わります。
| 項目 | エアー式(RowErg)おすすめ | 水圧式 | 磁気式 |
|---|---|---|---|
| 抵抗の特性 | 漕ぐ力に比例して自動変化 | 水音を伴う自然な抵抗感 | 段階設定による安定抵抗 |
| 動作音の傾向 | 風切り音が出やすい | 水音が心地よいと感じる人が多い | 比較的静かな傾向 |
| 競技トレーニングとの親和性 | 高い(公式採用実績あり) | 中程度 | エントリー向け |
| 価格帯の目安 | 高価格帯 | 中価格帯 | エントリー〜中価格帯 |
PM5モニターによるトレーニング管理
RowErg Model Eには専用のPM5モニターが搭載されています。ストロークレート(1分間あたりの漕ぎ数)、消費カロリー、経過時間、500mあたりのペースなどをリアルタイムに表示します。あらかじめ設定したワークアウトメニュー(時間・距離・インターバル)に沿ったトレーニングもできます。
Bluetooth・ANT+接続に対応しているため、心拍センサーやスマートフォンアプリと連携してログを記録できます。数値を継続的に記録できる点は、感覚だけに頼らずトレーニング強度を管理したい人にとって実用的な機能です。 ただしアプリ連携の仕様は変更される場合があるため、購入時点の対応状況は公式情報を確認してください。
モニターのアーム部分は角度調整が可能で、座った状態から数値を見やすい位置に固定できます。数値表示はストロークごとに更新されるため、インターバルトレーニングでペースを一定に保つ練習にも活用しやすい仕様です。
同じPM5モニターは、Concept2のエアロバイク型マシンにも搭載されています。漕ぐ動作ではなくペダルで同じ指標を記録したい場合は、Concept2 BikeErg レビューも比較候補になります。
全身運動としての動作特性
ローイングの動作は、脚を曲げて座面を前方に滑らせる「キャッチ」、脚で床を押し出す「ドライブ」、背中をわずかに反らせてハンドルを引き寄せる「フィニッシュ」という一連の流れで構成されます。脚・体幹・背中・腕を順に連動させる運動特性のため、上半身と下半身の両方を使う点が他の有酸素マシンとの違いです。 トレッドミルやエアロバイクが主に下半身中心の運動であるのに対し、ローイングは上半身の関与が大きいという特性を持ちます。
漕ぐ動作は着地衝撃を伴わない運動特性を持ちますが、効果には個人差があり「膝に優しい」「腰痛が改善する」といった効能を断定するものではありません。持病がある方や医師から運動制限を受けている方は、開始前に医師に相談してください。
Concept2 RowErgの動作音とレール上の往復動作
RowErgは、シートがレール上を前後に往復しながら漕ぐ構造です。この往復動作自体は着地衝撃を伴いませんが、シートの滑走音とフライホイールの風切り音が主な音源になります。漕ぐ強度が上がるほど風切り音は大きくなる傾向があり、無音ではありません。
騒音・振動は住戸の構造(床材・階数・建物構造)や測定条件によって大きく異なる参考値であり、この記事の記述をもってすべての住環境で同じ結果になることを保証するものではありません。マンションで使用する場合は、事前に管理規約の防音ルールを確認し、時間帯(早朝・深夜を避ける)に配慮することを前提にしてください。
床への振動対策としては、フローリングとレール脚の間に緩衝材を挟むことで直接的な打音を軽減できる場合があります。本体重量に加えて漕ぐ際の反力が床にかかる点を踏まえ、防振マットの併用を検討してください。

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- 厚さ0.5cmのマットが器具の振動を吸収し床と機器の寿命を延ばす
- サイズ120×60cmでエアロバイクやランニングマシンの下にちょうど良い
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- 使わない時は丸めて収納でき、省スペースで持ち運びも簡単にできて便利
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設置計画の判断軸をカテゴリ横断で整理したい場合は、有酸素マシンのカテゴリ選択ガイドも参考になります。マンションでの使用を前提に機種を選ぶ観点は、マンションでの有酸素マシン選び方ガイドで詳しく解説しています。
設置・収納のポイント
使用時はレールを含めて全長約244cmのスペースが必要です。RowErg Model Eは本体を2分割できる構造で、キャスターが付いているため、使用しない時間帯は縦に立てて収納できます。ただし展開・収納のたびに一定の作業スペースが必要になるため、購入前に設置場所と収納先の両方を採寸しておくことをおすすめします。
耐荷重は500ポンド(約227kg)で、体格の異なる家族が交代で使う場合にも余裕があります。ただし本体重量と使用者体重の合計に漕ぐ際の反力が加わる点を踏まえ、床の耐荷重や賃貸物件の規約も併せて確認してください。
搬入経路も事前に確認しておきたいポイントです。分割は可能ですが、それぞれのパーツにはある程度の重量があるため、玄関やドアの幅、廊下の曲がり角の寸法を採寸したうえで、一人での搬入が難しい場合は二人以上で作業することをおすすめします。
Concept2 RowErgの評価とメリット・デメリット
Concept2 RowErg Model Eの評価
メリット
- エアー抵抗式で漕ぐ強さに応じた自然な負荷変化を体感できる
- 耐荷重500ポンド(約227kg)の堅牢設計で本格トレーニングに対応できる
- PM5モニターでストロークレート・カロリー・ペースを一元管理できる
- 本場ブランドとして競技現場での採用実績があり長期使用を前提とした剛性感がある
デメリット
- 実勢価格が高価格帯で、家庭用としては高い初期投資が必要になる
- フライホイールの風切り音とシートのレール往復音が発生し無音ではない
- 展開時に全長約244cmのスペースが必要で設置場所を選ぶ
総合評価
4.6/5Concept2 RowErg Model Eの在庫と価格を確認
PM5モニター搭載のエアー抵抗式ローイングマシン。動作音と設置条件を確認したうえで検討してください。
※価格・在庫状況は変動します。購入前にご確認ください。
Concept2 RowErgがおすすめな人・向かない人
- ボート競技経験があり、本格的なトレーニング環境を自宅に再現したい人
- PM5モニターでストロークレートやペースを数値管理しながらトレーニングしたい人
- 家族や複数人で耐荷重に余裕のあるマシンを共有したい人
- エアー抵抗式特有の「漕ぐ力に応じた抵抗変化」を求めている人
- 上半身と下半身を連動させる全身運動を自宅で取り入れたい人
一方で、初期費用を抑えたい人や、静音性を最優先したい集合住宅居住者には、磁気式・水圧式の別モデルも比較検討をおすすめします。予算を抑えつつローイングマシンを試してみたい場合は、エントリークラスのモデルから始めて、慣れてきたタイミングで本格モデルへの買い替えを検討する進め方もあります。他の負荷方式・価格帯のモデルはローイングマシンおすすめ7選で比較しています。
Concept2 RowErgのデメリットと購入前の注意点
- 実勢価格は高価格帯のため、使用頻度と予算のバランスを事前に検討してください
- フライホイールの風切り音とレール上のシート往復音は発生し、無音ではありません
- 展開時は全長約244cmのスペースが必要で、設置場所の採寸が前提になります
- 医師から運動を勧められている場合、開始前に必ず医師の指示に従ってください
- 騒音・振動の感じ方は住戸の構造により異なるため、記事内の記述は参考値として扱ってください
- 搬入経路(玄関・廊下・エレベーター)の寸法を事前に確認しておくと安心です
- アプリ連携やモニターの仕様は変更される場合があるため、購入時点の公式情報も確認してください
Concept2 RowErg Model Eの価格をチェック
本場ブランドのエアー抵抗式ローイングマシン。PM5モニター搭載で本格トレーニングに対応します。
※価格・在庫状況は変動します。購入前にご確認ください。
Concept2 RowErgとWaterRower・磁気式の違い
同価格帯の水圧式WaterRower S4と、エントリー価格帯の磁気式MERACHのローイングマシンを並べると、抵抗方式と音の出方の違いがはっきりします。Amazon参考価格は、RowErg Model Eが¥340,234、WaterRower S4が¥234,779、MERACHが¥28,990です。
| 項目 | Concept2 RowErg Model Eおすすめ | WaterRower S4 | MERACH マグネット式 |
|---|---|---|---|
| 抵抗方式 | エアー式(フライホイール) | 水圧式 | マグネット式(16段階手動調整) |
| 主な音 | 風切り音とシートの往復音 | 水音 | 静音駆動 |
| 設置サイズ | 展開時の全長約244cm | - | 1650×528×652mm |
| モニター | PM5(Bluetooth・ANT+) | S4パフォーマンスモニター | アプリ連動 |
| 価格帯 | 高価格帯 | 高価格帯 | エントリー価格帯 |
- Concept2 RowErg Model E: 漕ぐ強さに応じた負荷変化とPM5での数値管理を重視する競技志向の人に向きます
- WaterRower S4: 水音を伴う自然な漕ぎ心地と、木製フレームの見た目を重視する人に向きます
- MERACH マグネット式: 予算を抑えて、静音性を優先したい集合住宅の人に向きます
まとめ
Concept2 RowErg Model Eは、エアー抵抗式フライホイールとPM5モニターという組み合わせで、本場ブランドならではの本格的なトレーニング環境を自宅に再現できるローイングマシンです。漕ぐ動作は脚・体幹・背中・腕を連動させる運動特性を持ち、耐荷重500ポンド(約227kg)の堅牢設計で長期使用を前提とした作りになっています。
競技志向のトレーニング環境を自宅に置きたい人にとっては、初期投資に見合う剛性感とデータ管理機能を備えたモデルといえます。水圧式との違いはWaterRowerレビューで詳しく解説しています。
一方で、フライホイールの風切り音とレール上のシート往復音は無音ではなく、展開時には約244cmのスペースが必要です。マンションで使用する場合は、防振マットの併用と時間帯への配慮を前提に、設置スペースと管理規約を事前に確認したうえで導入を検討してください。