ローイングマシン水圧マグネットエアー|違いと選び方【2026年版】

ローイングマシンの負荷方式(水圧式・マグネット式・エアー式)の違いを、漕ぎ心地・動作音の特性・耐久性・価格帯の観点から整理します。WaterRower S4、Concept2 RowErg、MERACHを例に、どの方式が自分に向いているかを判定できるガイドです。

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「ローイングマシンを買いたいけれど、水圧式・マグネット式・エアー式の違いがよくわからない」——そんな悩みを持つ人は少なくありません。同じ「漕ぐ」動作の有酸素マシンでも、負荷方式が違うと漕ぎ心地・動作音の特性・耐久性・価格帯は大きく変わります。この記事では、代表的な3方式を軸に、それぞれの運動特性と選び方を整理します。カテゴリ全体の比較は有酸素マシンの選び方ガイドもあわせて参考にしてください。


ローイングマシン3方式の基本

ローイングマシンの負荷方式は、大きく水圧式(ウォーターレジスタンス)・マグネット式(磁気抵抗)・エアー式(空気抵抗)の3つに分かれます。いずれも「漕ぐ力を強めるほど負荷も大きくなる」という可変抵抗の仕組みを持つ点は共通していますが、負荷を生み出す物理的な原理が異なるため、体感や音の性質に差が出ます。

方式負荷の仕組み漕ぎ心地の傾向動作音の傾向価格帯の傾向
水圧式水槽内の羽根が水を掻く抵抗滑らかで自然な重さ水音(ザーッという流水音)中〜高価格帯
マグネット式磁力でフライホイールを制動一定した安定感のある負荷動作音が控えめな傾向低〜中価格帯
エアー式フライホイールが空気を切る抵抗力強く鋭い立ち上がり風切り音(回転音)中〜高価格帯

水圧式ローイングマシンの特性

水圧式は水槽の中で羽根(パドル)を回転させ、水の粘性抵抗を負荷として利用する方式です。実際のボート漕ぎに近い、滑らかで自然な重さの変化を再現しやすいとされています。

このモデルは水圧式の代表例です。

WaterRower ナチュラルローイングマシン アッシュウッド S4モニタ付き

WaterRower ナチュラルローイングマシン アッシュウッド S4モニタ付き

水の抵抗を利用する水圧式ローイングマシン。漕ぐ強さに応じて自然に負荷が変化し、実際のボート漕ぎに近い感覚を再現するアッシュウッド仕上げの高級モデル。S4パフォーマンスモニター付き。

  • 水圧式(ウォーターレジスタンス)で漕ぐ力に応じ自然な負荷が変化する
  • アッシュウッド仕上げで見た目もインテリアになじむ木製フレーム
  • S4パフォーマンスモニター搭載で距離・カロリー・心拍を計測できる
  • 水音が静かで心地よく、本格的なローイング体験を自宅で味わえる

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¥234,779

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WaterRower S4は木製フレームを採用しており、インテリアになじみやすい点も特徴です。漕ぐたびに水音が発生するため、静かな環境というより「心地よい水音を楽しめる」タイプの製品と捉えるとよいでしょう。価格は¥234,779、レビュー数は292件です。

情報:

水圧式は水槽内の水量やメンテナンス(水質保持剤の追加など)が定期的に必要になる場合があります。購入前に取扱説明書でメンテナンス頻度を確認しておくと安心です。


エアー式ローイングマシンの特性

エアー式はフライホイールを空気中で高速回転させ、空気抵抗を負荷として利用する方式です。漕ぐ力が強いほど負荷も比例して大きくなるため、力強いストロークをそのまま負荷に変換したいトレーニング志向の人に向いています。

このモデルはエアー式の代表例です。

Concept2 RowErg Model E 屋内ローイングマシン 背の高い脚付き PM5モニター搭載

Concept2 RowErg Model E 屋内ローイングマシン 背の高い脚付き PM5モニター搭載

世界のジムで採用されるConcept2のエアー抵抗式ローイングマシン。背の高い脚付き設計とPM5モニター、堅牢な構造で本格的なトレーニングに対応するプロ仕様モデル。

  • エアー抵抗式フライホイールで漕ぐ強さに応じ自然な負荷変化を体感できる
  • 耐荷重500ポンド(約227kg)の堅牢設計で本格トレーニングに対応
  • PM5モニター搭載でBluetooth・ANT+接続によるデータ管理が可能
  • 本体を2分割でき収納が簡単、キャスター付きで移動もスムーズに行える

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¥340,234

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Concept2 RowErg Model Eは世界のジムやボート競技の練習で広く採用されているプロ仕様モデルです。PM5モニターによる詳細なデータ管理ができる一方、フライホイールの回転による風切り音が発生する運動特性があります。価格は¥340,234です。堅牢な構造で長期の業務使用にも耐える設計になっており、耐久性を重視する人にも選ばれています。

すでに実機ベースで詳しく比較したい場合は、Concept2 RowErg Model Eのレビュー記事も参考にしてください。


マグネット式ローイングマシンの特性

マグネット式は磁力でフライホイールの回転を制動する方式です。水や空気の流動を伴わない構造のため、動作音が控えめになる傾向があり、価格を抑えたエントリーモデルにも多く採用されています。

このモデルはマグネット式の代表例です。

MERACH (メリック) ローイングマシン ボート漕ぎマシン 手動負荷調整 全身運動トレーニングマシン アプリと連動可能 静音 家庭用 16段階負荷 マグネット式

MERACH (メリック) ローイングマシン ボート漕ぎマシン 手動負荷調整 全身運動トレーニングマシン アプリと連動可能 静音 家庭用 16段階負荷 マグネット式

マグネット式で静音性を高めたMERACHのローイングマシン。16段階の手動負荷調整とアプリ連動機能を備え、集合住宅でも家族に配慮しながら全身の有酸素運動に取り組める。

  • マグネット式16段階負荷で静音駆動、就寝中の家族にも配慮できる
  • 複線スライドレール構造で座面の滑りが安定し、耐久性にも優れた設計になっている
  • 縦置き収納で占有面積0.3㎡、本体サイズ1650×528×652mm
  • MERACHアプリ連動で運動データを記録しモチベーションを維持できる

Amazon価格

¥25,199

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楽天価格

¥29,699

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MERACHのローイングマシンは16段階の手動負荷調整に対応し、価格は¥25,199、レビュー数は405件です。縦置き収納に対応しており、設置スペースを抑えたい人にも扱いやすい設計です。

注意:

マグネット式は動作音が控えめな傾向がありますが、「無音」ではありません。座面のスライドレールやシートの可動部からは摩擦音が発生するため、「マンションでも問題ない」と断定せず、参考値として捉え、実際の使用環境(時間帯・階下の状況)に応じて配慮してください。


3方式の比較まとめ

水圧式・マグネット式・エアー式の代表モデル比較

WaterRower S4 アッシュウッド
水圧式

WaterRower S4 アッシュウッド

4.6
  • 滑らかな漕ぎ心地
  • インテリア性が高い
  • 水音が発生する運動特性

¥234,779

MERACH マグネット式ローイングマシン
マグネット式

MERACH マグネット式ローイングマシン

4.4
  • 動作音が控えめな傾向
  • コンパクト収納
  • 価格を抑えやすい

¥25,199

Concept2 RowErg Model E
エアー式

Concept2 RowErg Model E

  • 本格トレーニング向け
  • 堅牢で耐久性が高い
  • 風切り音が発生する運動特性

¥340,234

耐久性という観点では、水圧式・エアー式は可動部の構造がシンプルで長期使用に耐えやすいと評価されることが多く、マグネット式はモデルごとの品質差が比較的大きい傾向があります。価格帯は、エントリー向けのマグネット式が最も手を出しやすく、水圧式・エアー式は本格志向のモデルほど高価格帯になる傾向があります。


選び方の基準:3つのチェックポイント

方式ごとの特性を踏まえた上で、実際に絞り込む際は次の3点を確認すると失敗しにくくなります。

1. 設置スペースと収納方法

水圧式は水槽を含む構造上、フレームサイズが大きくなりやすい傾向があります。マグネット式・エアー式は縦置き収納に対応したモデルも多く、限られたスペースでも運用しやすい設計が増えています。購入前には展開時・収納時それぞれの寸法を確認してください。

2. 動作音への配慮が必要な環境かどうか

同居家族が就寝中に使う、集合住宅で階下に配慮したいといった事情がある場合は、動作音が控えめな傾向のマグネット式を軸に検討するのが現実的です。ただしいずれの方式も「無音」ではないため、使用時間帯を工夫することも合わせて検討してください。

3. トレーニングの目的(フィットネスか競技志向か)

ダイエットや健康維持が目的であれば、価格を抑えたマグネット式やエントリー向けの水圧式でも十分な運動効果が期待できます。ボート競技の練習やレース対策としてトレーニングデータを厳密に管理したい場合は、PM5モニターのようなデータ管理機能を備えたエアー式のプロ仕様モデルが選択肢になります。


メンテナンスと設置時の注意点

注意:

方式にかかわらず、ローイングマシンはシートスライド部にホコリや髪の毛が溜まりやすい構造です。定期的な清掃を怠ると異音や動作不良の原因になります。水圧式は水質保持剤の交換時期、マグネット式・エアー式は可動部の注油やネジの緩みも定期的に確認してください。

設置時は、フル可動域で漕いだときに壁や家具にシートやハンドルが当たらないよう、進行方向に十分なスペース(目安として本体の展開長+前後50cm程度)を確保することが推奨されます。床への衝撃という点では着地動作を伴わないため走る系マシンに比べて発生しにくい運動特性ですが、本体重量や使用中の振動が皆無というわけではないため、集合住宅では防振マットの併用も検討するとよいでしょう。


目的別・どの方式が向いているか

  • 漕ぎ心地の再現度・インテリア性を重視したい人: 水圧式(WaterRowerなど)
  • 本格的なトレーニング記録・競技志向のトレーニングをしたい人: エアー式(Concept2など)
  • 価格を抑えつつ、動作音への配慮もしたい人: マグネット式(MERACHなど)
  • 集合住宅で家族や隣室に配慮しながら使いたい人: マグネット式を軸に検討しつつ、使用時間帯にも配慮する

いずれの方式も着地動作を伴わない運動特性のため、走る系のマシンに比べて床への衝撃という点では共通して発生しにくいとされています。ただし本体重量や使用中のスライド動作による振動はゼロではないため、集合住宅で使う場合は防振マットの併用も検討してください。


よくある質問

ヒント:

方式選びに迷ったら、まず「動作音の許容度」と「予算」の2軸で絞り込むと決めやすくなります。

水圧式とエアー式、漕ぎ心地はどう違いますか?

どちらも漕ぐ力に応じて自然に負荷が変化する点は共通していますが、水圧式は水の粘性抵抗による滑らかな重さ、エアー式はフライホイールの回転による鋭い立ち上がりの重さという傾向があります。実際の感じ方には個人差があるため、可能であれば店舗や体験会で試すことをおすすめします。

マグネット式はなぜ動作音が控えめな傾向にあるのですか?

マグネット式は磁力でフライホイールの回転を制動する仕組みで、水や空気の流動音・羽根の風切り音が発生しにくい構造だからです。ただし可動部の摩擦音や設置環境によって聞こえ方は変わるため、「無音」ではなく参考値として捉えてください。

集合住宅ではどの方式を選ぶべきですか?

着地動作を伴わないローイングマシンは3方式とも振動という点では共通して発生しにくい運動特性ですが、動作音の特性は方式によって異なります。一般にマグネット式は動作音が控えめな傾向がありますが、住戸の構造により聞こえ方は異なるため、管理規約や生活音に関する自治体の指針もあわせて確認してください。

耐久性が高いのはどの方式ですか?

水圧式・エアー式は可動部の構造がシンプルで長期使用に耐えやすいと評価されることが多く、Concept2のようにジムでの業務使用を想定したモデルもあります。マグネット式は磁石とフライホイールの摩耗が少ない設計が多い一方、モデルごとの品質差が大きいため、耐荷重や保証期間の確認も重要です。

価格帯はどのくらい違いますか?

エントリー向けのマグネット式はおおむね2万円台〜4万円台、水圧式は木製フレームの高級モデルで20万円台、エアー式のプロ仕様モデルは30万円台に達するものもあります。用途(エントリー運動か本格トレーニングか)に応じて予算を決めるのが現実的です。

初めてローイングマシンを買うならどの方式がおすすめですか?

初めての場合は、価格を抑えつつ動作音への配慮もしやすいマグネット式から試す人が多い傾向です。本格的なトレーニング記録や競技志向であればエアー式、インテリア性と漕ぎ心地の再現度を重視するなら水圧式が候補になります。予算・設置スペース・使用目的の3点で絞り込むと選びやすくなります。


まとめ

ローイングマシンの負荷方式は、水圧式(滑らかな漕ぎ心地・水音)、マグネット式(動作音が控えめな傾向・価格を抑えやすい)、エアー式(力強い漕ぎ心地・風切り音・本格トレーニング向け)という運動特性の違いがあります。「無音」の方式は存在しないため、どの方式でも動作音は住戸の構造や使用時間帯によって聞こえ方が変わる点を前提に、予算・設置スペース・使用目的に合わせて選ぶことが失敗しないポイントです。より広いカテゴリでの比較は有酸素マシンの選び方ガイド、Concept2の実機に近い詳細情報はConcept2 RowErg Model Eのレビュー記事を参照してください。

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※価格・在庫状況は変動します。購入前にご確認ください。