WaterRower S4レビュー|水圧式ローイングの実力【2026年版】
WaterRower ナチュラルS4(¥234,779)を実測目線でレビュー。水圧式ならではの漕ぎ心地とアッシュウッド製フレームのインテリア性、S4モニターの使い勝手、設置面積の注意点まで詳しく確認します。
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「ボートを漕いでいるような自然な感覚で有酸素運動をしたい」「インテリアになじむトレーニング器具が欲しい」——そんな希望に応えるのが、水圧式ローイングマシンの代表格であるWaterRowerのナチュラルシリーズです。アッシュウッド仕上げの木製フレームとS4パフォーマンスモニターを備えたこのモデルは、金属フレームのローイングマシンとは異なる漕ぎ心地と見た目を持っています。この記事では、水圧式という方式の特徴、木製フレームゆえの設置面の注意点、S4モニターの使い勝手まで整理します。
WaterRower S4の基本情報
WaterRower ナチュラルローイングマシンは、水を満たしたタンクの中で羽根を回転させ、その抵抗を負荷として使う水圧式(ウォーターレジスタンス)のローイングマシンです。Amazonでの実勢価格は¥234,779で、ローイングマシンの中では高価格帯に位置します。フレームにはアッシュウッド(タモ材)を使用し、木目を生かした仕上げでリビングに置いても違和感の少ないデザインになっています。

WaterRower ナチュラルローイングマシン アッシュウッド S4モニタ付き
水の抵抗を利用する水圧式ローイングマシン。漕ぐ強さに応じて自然に負荷が変化し、実際のボート漕ぎに近い感覚を再現するアッシュウッド仕上げの高級モデル。S4パフォーマンスモニター付き。
- 水圧式(ウォーターレジスタンス)で漕ぐ力に応じ自然な負荷が変化する
- アッシュウッド仕上げで見た目もインテリアになじむ木製フレーム
- S4パフォーマンスモニター搭載で距離・カロリー・心拍を計測できる
- 水音が静かで心地よく、本格的なローイング体験を自宅で味わえる
Amazon価格
¥234,779
Amazonのレビュー評価は292件件と、高価格帯のローイングマシンとしては相応の評価数が蓄積されています。
水圧式ならではの漕ぎ心地
ローイングマシンの負荷方式には、主に「水圧式」「エア式(空気抵抗)」「磁気式」の3種類があります。WaterRowerが採用する水圧式は、漕ぐ力を強めるほど水がつくる抵抗も強くなる仕組みで、負荷が一定ではなく漕ぎ手の力加減に応じて自然に変化するのが特徴です。この特性は、実際のボート漕ぎで水をかいたときの手応えに近いとされ、ローイング競技経験者や本格的な漕ぎ心地を求める層に選ばれやすい方式です。
一方で、負荷を数値で細かく段階指定できる磁気式に比べると、狙った強度をピンポイントで固定する使い方には向きません。「毎回同じ負荷で数値管理したい」というより、「自分のペースに応じて自然に負荷が変わる感覚を楽しみたい」という人に向いた方式といえます。
水圧式は水量によっても負荷の重さが変わります。タンクの水位を調整することで、体力や目的に応じて全体の負荷レベルを変更できます。
音の特徴(「静音」と断定はできない)
水圧式ローイングマシンは、ギアやチェーンが金属同士でこすれ合う機械的な駆動音が少ない方式です。動作音の主体は、水槽内で羽根が水をかき分ける「ザーッ」という水音で、これを心地よく感じる利用者も少なくありません。ただし、これは無音を意味するものではなく、水音自体は常に発生します。
騒音・振動の感じ方は住戸の構造(木造・鉄骨造・RC造)、階数、隣接する部屋の配置、使用する時間帯によって大きく変わります。**「水圧式だからマンションでも問題ない」と一律に判断することはできません。**参考値であり、住戸の構造により結果は異なる点を前提に、可能であれば設置予定の部屋で試漕できる機会(ショールームや店頭)を活用し、早朝・深夜の使用は避けるなど時間帯にも配慮することをおすすめします。管理規約に生活音に関する取り決めがある場合は、事前に確認しておくと安心です。
集合住宅での有酸素マシン選びの基本的な考え方は、有酸素マシンのマンション選び方ガイドで4ステップに分けて解説しています。
木製フレームゆえの重量・設置面積
WaterRower ナチュラルシリーズは、金属フレームのローイングマシン(Concept2 RowErgなど)と比べて、アッシュウッド材を使う分だけ本体重量が重くなります。組み立て後に頻繁に位置を変える使い方には向かず、設置場所をあらかじめ固定できるかどうかが重要な検討ポイントになります。
また、ローイングマシンは漕ぐ動作のために前後方向に長いスペースが必要な器具です。WaterRowerは使わないときに本体を立てて収納することで専有面積を縮小できますが、それでも「立てた状態の高さ・幅」と「漕ぐときの展開スペース」の両方を部屋に確保する必要があります。購入前には設置予定の場所を実測し、天井高や周囲の家具との距離も含めて確認しておくことをおすすめします。
本体重量に加えて水を注水した状態ではさらに重量が増します。床の耐荷重は、本体重量と使用者の体重、漕ぐ際の荷重を合わせて考える必要があり、「どこにでも置ける」とは言い切れません。設置階数や床の構造に不安がある場合は、事前に管理会社や建築図面で確認してください。
設置場所や収納の考え方全体は、有酸素マシンのカテゴリ選び診断でローイングマシンを含む5カテゴリを比較しています。
他の負荷方式との違い
ローイングマシンは負荷方式によって特性が大きく異なります。WaterRowerの水圧式と、代表的なエアー抵抗式(Concept2 RowErgなど)を比較すると、選び方の軸が見えてきます。
| 項目 | 水圧式(WaterRower)おすすめ | エアー抵抗式(Concept2系) |
|---|---|---|
| フレーム素材 | 木製(アッシュウッド)が主流 | 金属フレームが主流 |
| 負荷の質感 | 水の抵抗で自然に変化 | フライホイールの回転で変化 |
| 動作音の主体 | 水音(機械的な摩擦音は少なめ) | フライホイールの風切り音 |
| インテリア性 | 木目が生きた高いデザイン性 | 実用重視のスポーティな見た目 |
| 本体重量 | 木製フレームでやや重い | 分割・キャスター移動がしやすい |
どちらが優れているというより、重視する価値観によって選ぶべき方式が変わるという理解が実態に近いといえます。インテリア性と漕ぎ心地を優先するならWaterRower、堅牢性や記録データの管理機能を優先するならエアー抵抗式、という住み分けです。エアー式Concept2との負荷特性の違いはこちら。
S4パフォーマンスモニターの使い勝手
本モデルにはS4パフォーマンスモニターが標準搭載されています。表示できる主な項目は距離・消費カロリー・ストロークレート・経過時間で、心拍センサーを併用すれば心拍数も確認できます。電池式で動作するため電源コンセントの近くに設置する必要がなく、設置場所の自由度は高い部類です。
スマートフォンアプリとの連携や大型カラー画面を備えた最新のスマートローイングマシンと比べると、S4モニターの表示は数値中心のシンプルな仕様です。トレーニングの記録をSNS的に共有したい、詳細なワークアウト分析をしたいという用途よりも、漕ぎながら基本的な運動量をシンプルに把握したい人向けの装備といえます。
良い点
漕ぐ力に応じて自然に変化する水圧式の負荷
負荷が一定ではなく、力を込めるほど水の抵抗も強まる仕組みは、他の負荷方式にはない独特の手応えを生みます。ボート漕ぎに近い自然な負荷変化を求める人にとっては大きな魅力です。
アッシュウッド仕上げでインテリアに置きやすい
トレーニング器具然とした見た目を避けたい人にとって、木目を生かしたデザインはリビングや寝室にも置きやすい要素です。金属・樹脂パーツが目立つマシンに抵抗がある層に向いています。
機械的な駆動音が少ない構造
水音は発生するものの、ギアやチェーンの摩擦音が主体になりやすい他方式に比べると、機械的な衝撃音は少ない傾向にあります。ただし前述のとおり「静音」と言い切れるものではありません。
総合評価
4.6/5WaterRower ナチュラルS4の評価
メリット
- 水圧式ならではの自然な負荷変化とボート漕ぎに近い漕ぎ心地
- アッシュウッド仕上げでインテリア性が高く木製フレームの質感が魅力
- 機械的な摩擦音が少なく、水音を心地よく感じる利用者が多い
- 電池式のS4モニターで距離・カロリー・ストロークレートを表示できる
デメリット
- 木製フレームのため金属フレームのモデルより本体重量が重い
- 漕ぐ動作に必要な前後スペースの確保が必須で設置場所を選ぶ
- 水音自体は発生するため無音ではなく、住戸によって聞こえ方が異なる
- モニター機能はシンプルで、アプリ連携を重視する人には物足りない
こんな人におすすめ
- ボート漕ぎに近い自然な負荷変化を求める人
- インテリアになじむデザインのトレーニング器具を探している人
- 機械的な駆動音より水音の心地よさを好む人
- 設置場所を固定でき、漕ぐためのスペースを確保できる人
購入前の注意点
- 木製フレームは本体重量が重く、頻繁な移動には向きません。設置場所をあらかじめ固定できるか確認してください
- 漕ぐ動作に必要な前後スペースを、立てて収納した際の高さ・幅とあわせて実測しておくことをおすすめします
- 水音は「静音」ではありません。住戸の構造や時間帯によって階下への聞こえ方は変わるため、参考値として捉えてください
- 床の耐荷重は本体重量と使用者の体重、漕ぐ際の荷重を合わせて考える必要があります。設置階数に不安がある場合は事前に確認してください
- タンクへの注水・水質管理(防カビ剤の投入など)が必要な点も、他方式にはない手間として考慮してください
床への負荷が気になる場合は、防振・床保護アイテムの併用も選択肢になります。

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まとめ
WaterRower ナチュラルS4は、水圧式ならではの自然な負荷変化とアッシュウッド仕上げのインテリア性を両立させた、独自の存在感を持つローイングマシンです。機械的な駆動音は少ない傾向にあるものの水音自体は発生するため「静音」ではなく、木製フレームによる重量・設置スペースの確保も検討事項になります。設置場所を固定でき、漕ぐためのスペースを確保できる人であれば、日々のトレーニングに特別な満足感をもたらす一台になるでしょう。
WaterRower S4の価格をチェック
水圧式の自然な漕ぎ心地とアッシュウッドの質感を、実際の価格で確認してみてください。
※価格・在庫状況は変動します。購入前にご確認ください。